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2012/2/21公開
移籍第一弾アルバム『INDEPENDENT』をリリースするAIにインタビュー!
この冬を力強いメロディーと「君が笑えば すべてが良くなる」というシンプルなメッセージでアップリフトした『ハピネス』のヒットで、レ―ベル移籍後のニューフェーズに踏み出したAI。そんな彼女が約1年2か月ぶりとなるニューアルバム『INDEPENDENT』をリリース。現在のR&Bシーンのトレンドであるエレクトロテイストや、映画「ベルセルク 黄金時代篇I 覇王の卵」エンディングテーマ『ウツクシキモノ』でのクラシックをほうふつさせる壮大なアレンジなど、徹底的に曲ごとの世界観を追求した充実作に仕上がっている。今回はリリースを機にいまの心境や新作について話を聞いた。
■今回、移籍第1弾のアルバムですが、制作環境の変化には慣れましたか?
AI:自分たちの行きたい方向性がEMIさんと合っていたし、移籍していきなり海外に行ったり、作業を始めたから、すごく近くなれたし、移籍してすぐな割にすぐなじめて。スタッフもアーティストみたいな考えの人ばっかりで、いい意味で「会社のこと考えてないよね〜」って(笑)。
■(笑)。音楽のために、っていう考えの方が多いと。
AI:そう。みなさん音楽が好きなんだなっていうのがわかる。
■制作にあたって、海外のプロデューサーやトラックメーカーに会いに行かれたそうですね。
AI:音楽性を広げようっていうので、たまには一緒にやったことのないプロデューサーにも会おうと。で、ロサンゼルスとニューヨークに行って、知り合いの知り合いをたどっていって。とにかく人の家にひたすら行ってましたね。第一印象も大事だからメイクとか服もすごいがんばってさ(笑)。
■すごいパワー。
AI:パーティーとか、人がわさわさしてるのはそんなに得意じゃないけど、行ってみたり。そこで再び会ったプロデューサーがもっといい曲を聴かせてくれたり、ほかの人を紹介してくれたりして、どんどん深いところにいけて、「この曲いい! キープ、キープ……」ってやっていくなかで出会ったのが『FUTURISTIC LOVER』や『DANCE TOGETHER』、『w/u』とかかな。
■どの曲もキャラがはっきりしていますよね。
AI:そうですね。歌詞でいえば、これまでだったらこのままリリースしないというか、もっと言葉を入れ込んでたと思う。たとえば「INDEPENDENT WOMAN〜♪」って歌ったら説明不足にならないように「何がインディペンデントウーマン?」っていうのを入れてたんだけど、今回はそんなよけいなものいらないわと思って。だから1曲1曲がすっきりしてるんだと思います。
■その分、多彩な声の表情が耳に入ってきますね。
AI:そうですね。それが良かったなと思って。とにかくいろんなものに挑戦したくて、もちろん毎回アルバムとして「これ、カンペキ!」っていうのは目指すけど、今回は特に1曲1曲に対して全力だったな。だから「これは音の曲」「これは踊れる曲」「これは心に突き刺されと思う曲」とか、「これは恋してる人のための曲」、そういう分け方はしましたね。
■そうした1ジャンルに縛られないアルバムって、世界的なトップトレンドでもあるし。
AI:ん〜、というより、私自身が壮大なR&Bのバラードから下手したら演歌まで好きだし(笑)、もちろんロックもクラシックも好きで、それぞれに「これがカッコイイ!」っていうのがあるじゃないですか? そういう面もこのアルバムによってわかると思うし。パッと聴きはバラバラなんだけど、結局、私が歌ってるというところでまとまったからいいなと思うし。
■強くて明るいメッセージを持った『ハピネス』や『One Love』もアルバムで聴くと、さらに感動しました。
AI:企業さんからのタイアップって、すごくいろんな人の熱い思いがこもってるじゃないですか。それを吸収して私は“通す”役目。私を通すことで、みんなにわかりやすくする、そういうものだから、ウソっぽいなと思われたら絶対イヤだし。『ハピネス』のサビが出てきたときは「これしかない!」と思いましたね、自分も泣けるぐらい。「君が笑えば 世界中にもっともっと幸せが広がる」、そういうフレーズってなかなか出てこないから、これはたぶん、いろんな人の思いが出させてくれたんだな、と。
■そして4月からは待望の全国ツアーもありますね。
AI:今回はバンドとダンサーを入れるスタイルを両方やるので、かなり気合いを入れてまわりたいと思います。去年は地震モードでもあって、「みんな元気〜!?」みたいな感じではなかったというか、「なんて言えばいいんだ……」と思いながらのツアーだったんですよね。今年は全力ではっちゃけていくので、かなりおもしろいライブになると思います!
(インタビュー・文 / 石角友香)
9枚目のオリジナルアルバム。2011年11月から配信がスタートしiTunesシングル総合チャート2位などのヒットとなった『ハピネス』(コカ・コーラ2011 クリスマスキャンペーンソング)、映画「ベルセルク 黄金時代篇? 覇王の卵」エンディングテーマの『ウツクシキモノ』、森永製菓「1チョコ for 1スマイル」CMソングの『One Love』など全10曲を収録。
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