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パワープッシュ

2011/10/19公開

バンプ流、FFテーマソング

BUMP OF CHICKEN
バンプ流、FFテーマソング

インタビュー

BUMP OF CHICKENインタビュー

ニューシングルはメンバー自身もファンだという「FINAL FANTASY」の新シリーズ「零式」テーマソングでもある『ゼロ』。本当の意味でのコラボレーションを感じられるこの楽曲の話を中心に、ついに開催される全国ツアーに向けての意気込みなども話してもらいました。

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「曲の作り方はいつも通りでした」(藤原)

BUMP OF CHICKENのニューシングル『ゼロ』は深みのある世界観と人間味あふれるダイナミックなサウンドとが共存するすばらしい作品だ。ゲーム「FINAL FANTASY零式」のテーマソングにもなっているのだが、もともと彼らは「FINAL FANTASY」の熱烈なファンでもあるのだという。この曲の世界観のなかでともに生きていくという感覚を味わえる曲でもある。これは表層ではなくて深層でのつながりのあるコラボレーションということになりそうだ。

■「FINAL FANTASY 零式」とのコラボレーションはどんないきさつから実現したのですか?

藤原:数年前に「FINAL FANTASYVII アドベントチルドレン」という作品が公開されたときに、僕らも試写会に招いていただいたんですが、そこでキャラクターデザインを担当されている野村哲也さんに初めてお会いして、「いつかご一緒できれば」という話も出たんですよ。僕らはシリーズの大ファンだったので、うれしい言葉ではあったんですが、そのときは“社交辞令なのかな”って(笑)。実際にオファーをいただいたのが去年の夏くらいで、ぜひやらせていただきますって。

■「FINAL FANTASY」は昔から好きだったんですか?

直井:そうですね。特にこの3人(藤原、直井、増川)はずっと昔からやっていました。升くんはほとんどゲームはやらないんですけど、そんな升くんでも「FINAL FANTASYIII」はやってますし。

■「FINAL FANTASY」の魅力はどんなところにありますか?

増川:普通のロールプレイングゲームと違って、死の描写があったりして、暗い雰囲気があって、ちょっと怖いんですよ。でもそういうところもリアルで、引きこまれました。

直井:新しいシリーズになるたびに、新しいことにチャレンジしているところも魅力的ですよね。こういうゲームって、敵を倒すと、レベルが上がっていくんですけど、レベルの概念すらなくなっていたりする。こんなのが許されるんだってことがいまだにどんどん出てくる。でももともとあった良さ、主軸はしっかりしている。そういうところも好きですね。

藤原:付け加えるとすると、個性的なキャラクター、綿密に設定された世界観、そこで展開される奥行きのあるストーリー。

升:プレーしているキャラクターになりきれて、自分自身も成長していけるところも魅力だと思います。

■「FINAL FANTASY零式」のテーマソングということで、通常の楽曲と、制作するうえでの違いはありましたか?

藤原:結論から言うと、いつも通りでした。僕がやったことはスタジオに入って、アコースティックギターを持って、そのときのやりたいことをやって、その結果、曲ができたということなんです。

■「FINAL FANTASY」のスタッフとのやりとりは?

藤原:最初に5、6ページくらいのプレゼン用の設定資料集をいただきました。文字よりも絵が多くて、野村さんの描かれた10数人のキャラクターの絵を見て、感じるところがあった。表現したいことが生まれるときって、最初はすごくもやもやしたものだったりするんですよ。それをどう表現するか、自分の持っているパーツを組み合わせるところから始まっていって。このコード、このメロディー、このテンポはどうだろうって。自分のなかのさまざまなパーツが集合する最初のきっかけが野村さんの絵だったということですね。

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BUMP OF CHICKEN
BUMP OF CHICKEN
バンプオブチキン 藤原基央(ふじわら・もとお / ボーカル&ギター)、増川弘明(ますかわ・ひろあき / ギター)、直井由文(なおい・よしふみ / ベース)、升秀夫(ます・ひでお / ドラム)。幼なじみの4人が千葉県佐倉市で中学3年生時の1994年に結成。1999年にインディーズからファーストアルバム『FLAME VEIN』をリリース。メジャーデビュー後、2001年リリースのシングル『天体観測』の大ヒットで、いちやくその名を全国に知らしめた。これまでリリースしてきたアルバム『jupiter』『ユグドラシル』『orbital period』はいずれも藤原の深いテーマを持った作品性で幅広い世代から絶大な支持を得てきた。2010年にはそれまでの寡作ぶりをくつがえすように4月に2週連続でシングル『HAPPY』『魔法の料理 〜君から君へ〜』を、10月には両A面シングル『宇宙飛行士への手紙 / モーターサイクル』をリリースし、3作連続でオリコン・ウィークリーチャート1位を獲得。そして同年12月には前作から3年ぶりのアルバム『COSMONAUT』をリリース。2011年に入ってからは2月に映画「ドラえもん 新・のび太と鉄人兵団 〜はばたけ 天使たち〜」主題歌にも起用されたシングル『友達の唄』を、また5月には東日本大震災への思いと復興への願いが、漫画家・井上雄彦とのコラボレーションとして結実した『Smile』をチャリティーシングルとして発表。そして10月19日、大人気RPG「FINAL FANTASY 零式」テーマソングとしても話題のシングル『ゼロ』をリリース。なお同日、アルバム『COSMONAUT』収録楽曲を中心としたミュージックビデオと、新たに撮影された『三ツ星カルテット』『beatiful glider』を追加収録したアルバムと同名のDVDも発売。そして12月5・6日の東京・SHIBUYA-AXを皮切りに全国ツアー「GOOD GLIDER TOUR」もスタート。詳細は公式サイトで。


(写真左から、増川弘明、藤原基央、升秀夫、直井由文)

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